やってまいりましたね変化の時期。
とある人は卒業し、とある人は上に上がり、とある人はそれを実力で勝ち取ります。
そうなんです、嬉しい事に教え子がチアの選抜チームのオーディションに合格し見事昇級したのです!
最初は不安定な転宙を安定させる事からでした。
そしてコツコツ練習をし転宙をレベルアップ。
そこから必殺技としてバク転に手を出していきました。
練習の果てに手に入れたバク転は、発表会リミット2回前のレッスンで、
タイルの硬っっっっったい床で補助なし成功させる事ができました。
直前レッスンでは更に上手くなって成功率98%みたいな雰囲気を纏ってましたね。
そして本番見事に成功させたようで、オーディション合格の知らせと共に教えてくれました。
こちらとしても凄く嬉しい❗️
練習期間としてはバク転の方が短いです。
ですがそういう事じゃないんです。
転宙の練習をしながら安定化を図る為に色々トレーニングしました。
そして転宙自体でも足腰が強くなったはずです。
何よりですね、私がここじゃないかと思ってる一番の原因は自主練なんですね。
私の伝えたメニューを毎朝きっちりこなしてたようなんですよ、朝6時半に起きて。
なぜかというとお手伝いをしてくれるお父さんが朝じゃないといないから。
お父さんが手伝えない時は一人でもやったそうな。
アスリートやんけ。
つまりね、やる事やってるんですよ。
本当にこれは努力の賜物だと思いますよ。
私はよくお医者さんの例えを連想します。
私が患者さんに改善のアドバイスと薬(具体的な練習メニュー)を提供するじゃないですか。
それを患者さんが適切に実行しないと意味がないわけですよね。
薬だってただ飲めば良いわけじゃないですからね、用法用量を守って正しく飲むから最大の効果を発揮するわけです。
これは私の中の統計ですが、早く出来る人は大体積み重ねてきたものがあります。
筋力だったり、体の使い方だったり、感覚だったり。
筋力は大体皆さん想像できるでしょう、他の技や他のスポーツで必要な筋肉ゲットしたと言われれば「なるほど」と。
感覚・運動神経も一緒ですよ。
運動神経って神経だから、発達するわけですよね。
イメージとしては右利きの人が左手で箸を使うの練習したら上手くなるようなもんです。
だから積み上げてきた動きの中に、バク転とかやりたい技をする為の神経・感覚・技術が眠ってる可能性あるんです。
努力は積み上がるもので一つも無駄にはなるものはない。
という事で、大体早くできる人っていうのはやる事やってきてて、積み上げてる物が多いことが多いです。
但し、当然持ってる素材を使おうとしないと意味がないので、それはやってみない事にはわからないですよね。
だからまずは何事も挑戦、そして素材がなさそうなら作ればいいんですよ。
あとはちょっと細かい話になりますが、使う素材間違ってたら作れないかもしれないですよね。
オムレツ作ろうと思ったら卵使うじゃないですか。
魚を使おうとして間違える事って絶対ないですよね。
でもスポーツだとそれが起こり得るんですよね、だって分かりにくいから。
なので、「そっかそっか、こっちの素材(感覚)を使えばいいのね」っていう情報。
これがあれば、できなかった事ができるような方向に変わっていくでしょうね。
みんなもめげずにガンバ!