結論からいうと42歳の男性が1日でバク転完成したんですよね。
エアーマットの上ではありましたけど、年齢と補助なしって事を考慮すると十分に凄い。
ぶっちゃけ、エアーマットなしでもいけると思いました、が、ケガの事も考えそんな焦って急ぐ必要ない、
むしろ焦っちゃ・欲張っちゃダメじゃね?と思ったのでやりませんでした。
何が感動したかというと、努力なんですよ。
その方の経歴をざっと紹介すると中1くらいの時に体操を1年くらい経験して、その後は体操せず、
41歳の時にカポエラを始めたようなんです。
それで先生に「倒立できると可能性が広がる」っていうのを言われたらしくて毎日倒立を自主練していたようなんです。
そのかいあってか、結構真っ直ぐな倒立歩行もできてたし、マカコも3ヶ月程でできたと言ってましたね。
そういうとこです、努力量。
このマカコが、ほぼ真っ直ぐ回転できるほど完成できてたのでバク転が即行できたんだと思います。
マカコの「反り返る部分(真っ直ぐな程いい)」が、バク転で一番難しいと思う「反り返りにいく部分」に共通して使える技術だと私は思うし、
言うまでもなく倒立で歩ける程「自分を支えられる」強さがあるのは、強いですよね。
バク転に限らずアクロバットとか物事の習得・上達期間ていうのは
「センス」✖︎「自主練を含む練習量」✖︎「バックボーン(どういうスポーツ・動き・生活習慣を送ってきたか)」✖︎「肉体年齢」だと思います。
今回の場合「自主練」という練習量が著しく目に見えてわかったんで、成功の裏にある努力に感動したって話ですね。
自主練そんだけ努力すんなら普通の練習もめちゃしっかりやってると思うし、
多分4つの中で一番突出していた要素なんじゃないかと思います。
結果を見て「センス」をどう捉えるか、中学1年間の体操という「バックボーン」をどう捉えるかは人によると思いますが、
「年齢」は数字だけで見れば決して「有利じゃん!」って思える数字ではないと思います。
むしろ足引っ張ってるレベルかなって。
だからこそ「努力」が際立って光って見えて自分は感動したんですけど
センスも正義だけど努力もやっぱ正義なんだよなぁっと改めて実感した瞬間でした。